スポーツ情報

ほとんどサイクルロードレース関連。。。

【これぞ指導者】齋藤一雄 監督!SPORTSウォッチャーでみた日体大相撲部

f:id:amicus-t-i-10:20210128210727j:plain

2020年4月25日に放送されたSPORTSウォッチャーで、日本体育大学相撲部の活動を追うコーナーがありました。

 

その番組をなんとなく観ていたのですが、いつの間にか夢中になっている自分が。。。

 

 学生力士が熱く、ひたむきに頑張る姿、そして監督の愛に満ちた人格に心を打たれました。

 

上原浩治×阿部慎之助の対談に惹かれて番組を観ましたが、日体大相撲部の方が心に残りました。(笑)

 

スポンサーリンク
 

監督の登場シーンが圧巻

 学生力士が稽古に励んでいるところに、監督の齋藤一雄さんが登場します。

 

齋藤監督の登場シーンには驚きました。。。

 

監督が道場に入ると、近くにいた部員が中腰になります。

 

監督はその部員の肩に手を置き、履き物を脱がれ、土俵より一段上がった畳に座られました。

 

その履き物を学生力士が拭いてきれいにしていました。

 

部員たちのこの気の配りよう・・・。

 

この時点では、「よっぽど恐い監督さんなのかな・・・」と私はビクビクしてしまいました。。。

 

この齋藤一雄 監督、とても凄い方です。

 

学生時代にアマチュア横綱になった経歴をお持ちです。

 

日体大の監督に就任されてからは、日体大を4度の全国優勝に導き、角界にも9名の力士を輩出しているそうです。

インナーカラーのイラスト(髪)

偉大な監督さんなんだね。

 

随所に見られる監督の器の大きさ

 この齋藤監督からは随所で器の大きさ、真の優しさを感じられました。

軽量級の部門の大会でも


 相撲というと、体重100キロは超えるであろう大きな体の力士をイメージしていたのですが、軽量級の部門もあるようです。

 

その軽量級の大会で齋藤監督は、力士を呼んでは、声をかけながらまわしを締め直してあげていたり、水を飲ませてあげていたりと、気遣いながら、勇気づける言葉をかけていました。

 

その中でも決勝に進んだ田畑選手に対しては、

「好きなことやれ。負けたら何にもならない。勝つしかない。」

と学生を信頼した力強い言葉が。

 

こんなストレートに熱い言葉を掛けられたら、闘志に火が付くに違いありません。

 

その力士は見事優勝し、監督の期待に応えました。

 

勝った瞬間、監督もガッツポーズ。

 

「これは凄いです」と満面の笑みで仰る監督。

 

教え子の勝利を心から喜ぶ姿に、私の心も熱くなりました。

 

学生力士が駆け込む監督室

日体大相撲部には、国体で史上最年少優勝を成し遂げた超逸材がいるようです。

 

その名も、中村泰輝さん。

 

大学卒業語の角界入りはほぼ確実と見られているとか。

 

そんな才能豊かな力士も悩むことが・・・。

 

その彼が向かったのは監督室。

 

監督の前に座り、「最近上手くいきすぎていて、どこかでつまずくんじゃないかとの恐

怖感があって、、、」と心証を打ち明けます。

 

すると齋藤監督は、

「思い切ってやれ。そうしないとお前のいいところも出ないし、負けたって誰も責めやしない。自分に負けないようにしっかれやれ。」と。

 

なんて大きな心を持った監督さんなのでしょう。

 

先ほどもそうでしたが、この監督に言葉はストレートで力に溢れています。

 

監督室にはいつ来ても良いとか。

 

学生と監督の確かな絆が見えました。

 

スポンサーリンク