チェイシング・レジェンドを見て思ったこと・・・。レビュー。
サイクルロードレース好きにはお馴染みの「チェイシング・レジェンド」を見ました。
まず・・・めちゃめちゃ面白かったです!!
自分が以前からカヴェンディッシュ好きなのもあって、彼が最強だった時代を久しぶりに見れてテンションが上がりました。笑
「チェイシング・レジェンド」を見てみた、感想を書きたいと思います。レビューってほどではないので、お気軽に読んで頂けると嬉しいです。
感想①:HTCが面白いくらいに最強スプリントチーム 笑
この「チェイシング・レジェンド」は、2009年のツール・ド・フランスで、チーム コロンビアHTCを追ったドキュメンタリーです。
カヴェンディッシュがエースで、最強のトレインを走らせるチームです。
トレインを走らせるメンバーは、、、
●ヘルト・グラプシュ:当時TT世界チャンピオン
●マイケル・ロジャース:元TT世界チャンピオン
●トニー・マルティン:その後にTT世界チャンピオンに
ちびりそうなトレインです。しびれます。
他には、カヴのお母さん役、ベルンハルト・アイゼル
最強の発車台、マーク・レンショー
優勝請負人、ジョージ・ピンカピー
今、こんなに役者が揃ったスプリントチームないですよね。。。
メンバーが最高過ぎて面白いくらいです。
そんな最強チームの、黄金のトレインが見れます。
他チームが上がってこられない速度、戦略、カヴを発射させるタイミング、そしてカヴの圧倒的なスプリント!!
たまりません。。。
感想②:やはりツールは超過酷 笑
この「チェイシング・レジェンド」は、HTCの選手や監督、そして選手会長を務めたフォイクトさんなどのインタビューが収録されているのですが、、、
やはり「ツールはきつい!」ようです。
選手が、「ツールってのはこういうもんだよ」とインタビューに答えているのですが、レースの映像では分からない、きつさ、過酷さが伝わってきます。
●フォイクトさん「ただのレースではなく、生き残りをかけた壮大な冒険に旅だ」
↑実際に顔から落車し、意識を失い、そのときの20~30分の記憶がないらしい・・・
●監督「選手は四六時中ぐったりと疲れている。選手が落車して苦しむ姿を皆楽しんでいる」
・・・確かに、あんなに傷だらけになって、骨折しても戦い続けないといけないのって、自転車レースくらいだから、その姿に変に神聖さを感じてしまう気が。
いろいろな選手、関係者がインタビューに応えていますが、本当に過酷な競技だと思い知らされます。
感想③:選手間の人間関係が面白い
この「チェイシング・レジェンド」では、レース意外でのチームの様子が見られて面白いです。
ミーティングの様子、ボトルを多く運びすぎた選手をからかう様子も 笑。
冗談を言って笑い合っている様子がよく映し出されています。
ある選手は、自分たちの成功の秘訣は、仲の良さと語っていました。やはり30日間レースだけでなく、移動も食事も共にするので、雰囲気のよさが重要なようです。
選手たちは、こんな雰囲気で作戦のミーティングをしたり、食事してりしてるのか~とレースとは違った選手たちの一面が見れます!
絶対に見るべし 笑
昔からサイクルロードレースが好きな方には、絶対に面白い内容です。まず、HTCの最強トレインが懐かしい!興奮する!
というか、昔から好きな方には鉄板で、もう見ている方が多いでしょうか。笑
最近、サイクルロードレースを好きになった方にも、今ベテランの一流選手の若い頃が見られて楽しいはずです。カヴェンディッシュ無双の時代です。